薬局で買える痛み止め
診療中に問診とってて困ったこと。
みんながよく使う薬の名前がわからん!!
一般名を見れば、はいはいイブプロフェンね。
ってなるけど、こっちの薬のブランド名だけ言われてもさっぱり!!
ということで、まとめてみました。
今日のこの記事を読めばアメリカ旅行中に謎の痛みに襲われても、この中のどれかを買えばダイジョーブ!!
特に女子には強い味方ですね!!
さて。こっち来てすぐ、TYLENOLも知らないって言ったら同期にそれはまずいね、て言われ。
仕方がないので薬局に行ってみました。(最近ではなくかなーりの初期の頃です。渡米して初めの月かな?それくらい緊急で必要だった知識)
まず噂のTYLENOLは日本でいう、バファリンとかイブとかそういう感じの知らない人いないでしょ!っていう痛み止めです。
中身はアセトアミノフェンなので、カロナールみたいなもん。
意識してみるとどこにでも置いてある…薬局はもちろんの事、スーパーやUCLAのお土産やさんにまで。そりゃ知らなきゃまずいねって言われるわ。
もう一つ、メジャーなのがadvil.
これはイブプロフェン。もろ、日本のイブ、ですね。
きっと半分は優しさでできてるはず。
(古いって??)
ちなみにこれ、いろんな種類があって、最初知らずに混乱しました。
患者さんがadvil飲んでから寝るっていうから…や、まあ確かに眠くなるだろうけど、睡眠導入薬として痛み止め飲むってあんまりないよね、てゆーか毎日のんでたら胃が痛くなるよね…
と思ったら、こんなのも出てるんか!
tylenolの夜用も発見。
tylenol / advilともに子供用もあり。
あとはこれ。Aleve。
ネプロキサンですね。
うちの診療室では、痛み止めに処方箋書きません。
薬局でこいつら買って飲んで。っていうだけ。
ちなみに、アメリカだけじゃなくて他の国でもシェアは大きいみたいなので、海外旅行の時に困ったら。これらを試してみてください。
あ、アメリカではロキソニン出してないみたい。日本ではロキソニン用意してない歯医者って珍しいくらいだけど。
ポケットにはいってたロキソニンをオーラルメディスンの先生にも見せたけど見たことないって言われました。
ロキソプロフェンナトリウム…まあ、イブプロフェンとnaproxenが入ってるから、ああ、イブプロフェンね、と片付けられてしましましたが。
NSAIDsの中では比較的胃腸障害少ない、という認識だったのですが、どうやらロキソニンのシェアは日本、ブラジル、メキシコあたりのよう。
ちなみに私のいるクリニック、口腔顔面痛クリニックでは、軽く100種類は処方出します。
痛みのコントロールのために。
炎症性の痛み、神経障害性の痛み、頭痛、などなどのために。
抗うつ薬、抗けいれん薬、抗不安薬、筋肉リラックスさせる薬、 局所的に塗る軟膏、などなどを合わせると、覚えることが多すぎて、頭が痛くなります。
誰か、この頭痛に効く薬をくださいまし。
今すぐ。
おまけ。
いつも不満に思うこと。
薬局で売ってる歯ブラシがでかい。
子供用ですらおっきー。
もっと小さい歯ブラシで一本一本磨いてほしいな…と思ってしまう。
日本よりフロスを使っている人が多いのは感心するけどさ。
ルームメイト達が、寝る前に、
歯磨いた?
じゃなくて、フロスした?
って会話が聞こえてくるのがなんか新鮮。笑
colgateのシェア半端ない。笑
続いてcrest.
あとはこういうのって日本にあるのかな?
市販のベンゾカイン。
いわゆる表面麻酔です。
口内炎のときに塗っていたみを凌ぐよう。
ということで、薬局探検レポートでした!
have a good day.