Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

TEETHって単語が歌に出て来ると反応しちゃうんです

こんにちは

今日もある意味でデンタルネタです。

 

最近、ニュージーランド出身の歌手、Lordeの曲を聞いていて思った。

歌詞に「TEETH」出てき過ぎじゃないか?!

 

Royalっていう日本でも流行った曲しか知らなかったんだけど、その曲を初めて聞いた数年前から、

“I cut my teeth on wedding rings in the movies”

“But every song’s like, “Gold teeth, Grey Goose, trippin’ in the bathrooms’”

おお、二回もteethって単語出て来たぜ、と職業病の症状発症。

これ、最初歌詞わかりづらいなー思ったので、少し補足を入れると、

 

最初のcut own teethは初めて経験すること、みたいな意味。(だよね?)

だから「初めてみた結婚指輪は映画の中だった。」

で2回目のgold teethは普通に「金歯」。

grey gooseは高級ウォッカのこと、trippin' in the bathroomは薬をやってる状態。

これらのお金のかかるものの羅列の最初に持って来ていることからも金歯は高級品の象徴として使われています。

 

 

それから数年経って最近、彼女のアルバムMELODRAMAを聞いていて。

1曲目、2曲目まで聞いていきなりどっちの曲にもteethが出てくる!

何この人、歯科医療関係者?笑

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1曲目

「GREEN LIGHT」より

“Those great whites, they have big teeth/Hope they bite you”

“All those rumors, they have big teeth/Hope they bite you”

 

2曲目の

「sober」も

"oh god, I'm closing my teeth"

 

 

おお、と思って検索して見たら…

www.northbynorthwestern.com

 

おお、やっぱり。

“Dreams of clean teeth

“A hundred jewels on throats/A hundred jewels between teeth”

“We got the glow in our mouths/White teeth teens are out/White teeth teens are up for it”

“I see you happy in the front seat/I see you with all of your front teeth

彼女の歌詞から、歯が出てくる出てくる。笑

 

 

そして、上の記事で乗っているteethの使われ方を観ても、悪い意味で使われていることはなく、なんというか崇拝の対象。

歯科医師としては、嬉しいですね。

 

ニュージーランドの人の歯科への意識ってどんなもんなんだろ、と思って思い出したのが、歯磨き粉で有名なコルゲート社が行った調査。

全体の60%が毎日歯磨きを行いますか?にNOと答えていたそう。

これは…なんと!

という感じ。だって、日本みたいな保険制度が歯科医療にないので、値段の感覚はアメリカと同じようなもの。

簡単にいうと、高い!!

簡単に数十万円かかってしまいます。

前にもニュージーランドの歯科医師と話をした事があったけど、低所得者層に関しては歯が抜けたりしても気にせずそのままの人も多い、とか。

 

だからなのかな、余計彼女の歌で歯が丁重に扱われているのは。

 

余談ですが、

日本語でも英語でも歯が使われる言葉って意外とある。

 

歯に衣着せぬ

歯が立たない

歯をくいしばる (GRIND ONE'S TEETH)

歯が浮く

歯の根が合わない

HAVE A SWEET TOOTH (甘党)

LONG IN THE TEETH (年をとっている)

TOOTH AND NAIL (必死になって)

SINK ONE'S TEETH INTO (夢中になって)

 

ね。

 

 

ではでは、

have a wonderful day!