Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

帰国、そしてリバースカルチャーショック

またお久しぶりになってしましました。

つーいに!

日本に帰ってきましたー!!

帰ってきてから、読んでたよーといろんな方に言っていただき、ありがたいながらも、太平洋の反対側から書きたいことを垂れ流しにしていたのとは違って、実際顔を見て言ってもらうと結構気恥ずかしいなあなんて思ったり思わなかったり。

 

 

 

アメリカから帰ってくる直前に、ずーーーーーーーーっと、欲しくて欲しくて執着していたものをついにゲットしてしましました。

 

それは…

SWAROVSKIの指輪。

1年以上欲しくて欲しくて。

 

私、そんなに物欲ないのですが、妙にこだわりがあって。

同じSWAROVSKIでも、この店舗でこれが欲しい!!

みたいな。

だから、センチュリーシティーのモールのその店の前を通るたびに毎回欲しいなー、欲しいなー、欲しいなーって思っていて。

他のSWAROVSKIの店舗では、欲しいと思わないのに。

 

 

そんなに欲しいのに、超高級品なわけでもないこの指輪を我慢していた理由は、SWAROVSKIだから。ダイヤモンドのように一生輝くわけじゃない。

どんどん色褪せていくところを見たくないなーって。

というか、この時点で一生大切にしたいくらいの欲しさ。

という気持ちに気付き、とうとうゲットに至るわけです。

サイズの在庫は1つだけ。帰国ギリだったため、もうラストチャンス。

入る指も左手の薬指だけ。

まあ、いいでしょう。

着けるたびに、柔らかいクロスで拭いてからしっかりと箱にしまっています。めんどくさがりやだけど、 labor of love。

 

昔から、なぜか理由のないものにこだわる癖があって。リングに関しては、シンガポールの路上でゲットしたリングを20年大切にしている。

このリングもそんなリングになる予感です。

 

 

 

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と、まあそんな思い出を胸に、日本に帰ってきたわけですが。

 

帰国して、今まで気にならなかったことが気になる。

これがいわゆるリバースカルチャーショック?!そんな項目をいくつかあげてみます。

 

1. 人が近い

電車の中、人がちっっっっか!!

なんだこれ、通勤時間の電車に乗ると、汗ばんだおじさんの背中に張り付かなければならないこの感じ。こんなん、あり?!

人と人との肌が触れ合いながら、移動する電車に揺られながら、ふと羊の群れが互いにくっついて移動する様子を思い出しました。

そんな大群の中に埋もれる小さな子供。息ができなくて、上を見て顔を出し、鯉のように呼吸をしている。

これを観ると東京ってこんな小さな子供が平気で一人で電車に乗れる平和と、その平和がためにそれが許される秩序のない混沌でできているなーなんて冷静に思いながら、涙が出そうになります。

 

 

2. おもてなし精神が半端ない

どこの窓口に行っても、みんなちょー優しい。

トイレを聞くとお店の人がそこまで連れて行ってくれる。

電話をかけても全力で対応してくれる。

はあ、なんて日本って便利。

受付のお姉さんが優しくしてくれるたびに、頭の中で滝沢クリステルの「お も て な し♡」がリピート再生される。

 

日本の歯科医師の仕事って、オールラウンドプレーヤーであることがしばしば。

虫歯の治療も根っこの治療も、全て出来て当たり前、痛みが取れて当たり前、と患者もある程度歯科医師側も思っているので、出来ません、やりません、ってあんまり診療室内で聞かなかった言葉。

アメリカでの診療に慣れてしまった今、「あー、それはやらないし、私に聞かないで」オーラを出してしまうのは日本だと信用問題に関わってしまうことを思い出さないとなあ…と。

わからないことを知ったか振りするのは最もたちが悪いけど、どこに助けを次に求めればいいかの手助けまでが、日本の感覚で患者さんが期待することなのだな、と。

はい、「お も て な し」。

 

 

3. あいかわずトイレが綺麗。しかしシートが置いてない。

もうトイレが綺麗で綺麗で。

帰国してすぐに行った日本橋のマンダリンオリエンタルのトイレなんて綺麗すぎてもうもう。すかさず、写真撮影。

アメリカの友人に、「これが日本のトイレである。」と謎の自慢写メール。

綺麗すぎて住める勢い。というか、住みたい。私の部屋より広くておしゃれ。笑

ビバリーヒルズの超高級ホテルでも、ここまでのクオリティーは確保されていませんでした。

 

しかーし、一つ日本のトイレで気になってしまうのは、トイレの使い捨て便座シートがないこと。

アメリカはトイレが汚すぎるせいか、どこに言ってもほぼ100%の勢いで便座シートが設置してありました。ないと、そもそも便座に座る気にすらならない。

日本はある所はあるけど、ない所はない。

結構ないところの方が多い。

仕方ないから、トイレットペーパーを使って便座シート代わりにする。

→トイレットペーパーが滑り落ちて結局座る頃にはなんの意味もなし。

座れないほど、汚くないけどそれはただの見た目であって。

やっぱり、シートに慣れてしまうと、直接座りたくない…

かと言って和式に入るのもなんとなく躊躇…。という葛藤を胸に、しばらくは日本で用を足すことになりそうです。

 

4. マッチョが少ない

はい、目の保養が少ないです。

アメリカにいた時はいくらでもニヤニヤ出来たのに!!

日本人男子、華奢です。

でも、マッチョきもい、という日本人女子が多数派なので仕方ないのね。しくしく。

 

 

 

さてさて、暫く更新を休んだせいで、書きたいネタがたまっております。

ただ、時間がない…。

更新を待ってるよ、との如くラスト更新の記事に繰り返しスターをくれる方々、ありがとうございます。嬉しいです。気長に待っていてくだされば幸いです。

いつの間にか、読者数ランキングがはてなブログ全体で528位!!

これってすごいよね?ね、ね??笑

ということで、帰国後も更新を続けようと思うのでよろしくお願いしまーす!!

 

 

Have a wonderful day.