最近始めた英語勉強法
こんにちは
最近、アメリカに来てから気付いたこと。
あれ、日本にいるときのほうが英語に接している時間が長くなかったか…?ということ。
日本にいるときは自分で意識して英語で音を聞いていました。
オーディオブックやTED talk、YouTubeなどなるべくなら英語で聴けるものを選んでいました。というのも、意識しないと英語力が落ちるの事が分かっていたから。
しかし、アメリカに来てからというもの、日常的に英語に触れる機会が増えたからといって油断しまくってます。
実際日常生活において人と話す時間ってそんなに長くないのに、なんとなくアメリカに住んでいるというだけで英語力の維持、発展に対しての意識をあげなくてもいい気になってしまっていたのです。
語学学校の生徒さんとかによくあるやつですよね。
外国に住めばその国の言葉が話せるようになると思ってた。っていってないて帰ってくるパターン。意外とあります。
さてさて、完全引越しをし、アメリカ生活においてお客さんタイムは終わりの今だからこそより求められてくる英語力なのにこれではいかん、と今年が始まってからちょこちょこ、こんなことを始めました。
好きなドラマであるSUITSを見ながら聞こえた音を聞こえたまま書き出す練習です。
これはいわゆるディクテーションと呼ばれるものです。
SUITSとはNYのイケイケ弁護士たちが繰り広げるドラマです。弁護士さんたち、さすが口が達者ですね。ウィットに富んだ皮肉やジョークを英語で勉強できるいい映画です。
友達との会話なんかでこんな風に話せるようになったらいいな、という思いを込めてこのSUITSに題材を決めました。
かなり会話のスピードも速いし、イディオムも多く、これは中—上級者向けですね。私には少し難しすぎるかも、とも思う一方、やはり何回見てもいいくらい好きなドラマで勉強したい、ということでまだ続けてみています。
アマゾンプライムの字幕オンオフ機能を駆使してまずは字幕オフで聞いてみる。もうこれ以上聞き取れない、というところまで繰り返し同じシーンを聞き、ギブアップしたら字幕をオンにして答え合わせです。
さてさて、これまでも色々紹介して来たように英語勉強には色々方法がありますが、このディクテーションという勉強法は最も体力を使う、と私は思っています。時間がかかる上に全然進みません。でも細部にこだわるこの体力消耗型勉強法だからこそ、上達に有効です。
ディクテーションのいいところは、自分がいつも聞き取れていない音を確認できること、また、いつもは会話の流れが読めれば聞き流してしまっているイディオムを知る事ができるという点だと思います。
悪い点はとにかく時間と忍耐が必要であること。単語帳のようにぱらっと開いて始められる手軽さはありません。
週に何回か30分やろう、などと自分が取りかかる事が可能な時間を先に決めて行うの事が続けられるコツだと思っています。
特に、初級者と上級者に向いているんじゃないかな、と思っています。
atとかinといった前置詞が聞き取れない初心者の方は音のリズムを知るためにいい訓練になります。
また、細かいことを気にしなくても話がわかってしまうからこそ新しいイディオムに意識が行かない上級者の方にもオススメです。
私のざっくりした説明では一体何をすればいいのかわからない、ディクテーションに馴染みがない人に、こんなサイトがありました。
ディクテーションとは?5ステップ勉強法と15の無料素材
https://www.path-to-success.net/dictation-english-online-resources
このサイトではディクテーションとはなんぞやから始まって、レベル別に対応している教材の紹介までしてくれています。このサイトに出てくる“ねこくん”の顔が好きです。笑
私はディクテーションのために自分が好きなドラマを選んだと言いましたが、もし自分の好きな映画やドラマが自分のレベルに合わない場合はこのサイトの教材を参考にするのもありだと思います。
是非のぞいて見てください。
英語の勉強方って日本で一番情報が多く溢れているジャンルだと思います。本屋さんに行くと一体何冊あるんだよ!と思うくらい。
人それぞれ、自分の目的やレベルによって合う、合わない勉強法があると思うので、こういう無料教材からどんどん試して見てみるのはとてもいいと思います。
もし、ディクテーションを通してなんかいい感じに英語力上がった気がする!
っていう方がいたら教えてくださいねー!
ではでは、皆さん一緒に英語勉強をひき続き頑張りましょう!
Have a wonderful day!