Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

アメリカで美容院に行く勇気

こんにちは!

 

アメリカで皆さん口を揃えていうこと、
何年アメリカに住んでいても、病院と美容院は日本人だとホッとするんだよねー、と。

確かにそうかも。


これは言葉がどうこうとかそういう問題ではなく、やはり、人種が違うと体の作りが違うので、その体質になれている人の方がいいよね、と思うのは道理です。

 

 

例えば、歯科医師目線で話させてもらうと、昨日の記事でお話ししたように、特にアフリカンアメリカンの方々のエナメル質は、日本人のそれと比べるとめっちゃ厚くて固いのです。
彼らの歯の硬さに慣れている方が日本人の歯を削ろうとしたら、最初はかなり気を使ってもらわないと同じ力をかけたらあっという間に日本人の薄いエナメル質は削れてしまいます。

さて、今日は美容院について感じていること。

ロサンゼルスの美容院、はっきり言って私、恐怖症です。笑

 

それは去年のある一件の事件から。
ある日、美容院に行こうと思ったものの、面倒くさがりやな私は自宅の周りで…とYelp(検索アプリケーション)
で検索。


なんと、うちの周りの美容院はただのカットに$1000(約10万円)という数字が…


はい、無理。

 

ということでUCLAの近くを検索。
数千円でカットできるお店がたくさん。
日本での美容院の感覚だとこれくらいよね、と思い何軒か足で回ってみる。

日本の美容師さんに、アジア人の方が日本人の髪質に慣れているからいいよー、というアドバイスを出国前にもらっていたため、店を覗きながら、アジア人の美容師さんを探す。
数件目で、目についた美容院。アジア人のおばさんを発見。


そしてやすい。$30ほど。


まあ、いいかな、ちょっと入ってみるか、と決意をし入店。
他のお客さんゼロ。


すぐに席に案内してもらいました。
アジア人と予測したおばさんは、日本人ではありませんでしたがアジア圏を転々としていた方のようで、日本人のカットにも慣れている、とお話ししてくれたので、安心しきった私。

おばさんはすぐに机の上に置いてある、「水・water」と書かれたスプレーを取り出し(え…水…?本当?何入ってんの?)、バーっと、私の頭全体に噴射。
すぐにビショビショになった私の髪。

 

じゃあ、切るよー、と。声をかけられたかと思うと、一気にハサミで真横、一直線に数インチ切られました。

 

エーーーーーーーー!!!

その間3分ほど。

はい、終わり!!

 

ざ、ざく切り。。。


エプロンを外された時、私の髪はまだビショビショ。

え…濡れてんだけど、っていうか水、滴ってるんだけど…
という心の声を押し殺し、一刻も早くここから立ち去ることを決める。


どうせ、外は暑いし、すぐ乾くだろうから濡れていること自体は問題ない(おい、笑)

お会計を済まし、帰宅。

 

 

え、切っちゃったの…??
というロバートの悲しそうな声を聞き、余計悲しくなる。笑
(彼的にはカットがどうこうとかどうでもよくて、単に長い髪が好き)


そのあとすぐに、どこか違う美容院に行こうか迷いましたが、翌日に能天気な私はまあ、アメリカ人みんな、たいしておしゃれな髪型してる人いないし、まあいっか。と。(日本人ってカット自体がおしゃれですよね)


そんなこんなで、日本にいるときは毎月美容院に通っていた私が、渡米後、一年単位でしか美容院に行かなくなったお話でした。


さて、そろそろ日本人エリアの美容師さんを開拓するか。
いや、最初からそこに行けばよかったんですが…なんかね、冒険心というか。

ではみなさん、旅行ついでに髪切ってみよ!
とか、やめた方がいいですよ!

もちろん腕のいい美容師さんはたくさんいると思いますが、ジャッジが難しいですから。友人のおすすめ、のところに行くのが一番です。

 

では、みなさん
Have a beautiful day!!