Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

医療人としての留学

こんにちは

 

最近また、

留学したいんだけど、なかなかどこからはじめていいのかわからなくて…

仕事が忙しくてそれどころじゃなくて…

もう社会人として働いてるのに安全圏とはいえ今更語学学校ってどうなの…

 

などといった悩みを相談されることが多くなってきたので、

今日は歯科医師として留学している人たちを観察した結果を報告したいと思います。

 

1、まず、歯科医師というキャリアは置いといて、の場合、

もうなんてことありません、一番簡単な方法はTHE!語学留学!!

語学学校に通うことを目的とした留学です。

実際私は語学学校に通ったことがないので、中の雰囲気などはわからないのですが、友人の話によると、どうやらここLAの語学学校ではかなり日本人率は高いよう。

英語力に全く自信がなく、手続きなども心配で仕方がないっていう方には、日本人経営者の語学学校もあります。

UCLAにもUCLA extensionという語学学校がついていますね。噂によるとここはかなり値段が高いようです。とりあえず、UCLAで英語勉強してきたんだ!って言いたいんだよね!という謎の主張をする友人は高いお金を払って(やすい語学学校に比べると3倍くらいの値段はする)でも、通っている様子。

あとは、最初は安全そうなここの語学学校からはじめて、慣れてきたらもっと安くて通いやすいところに帰る人も多いです。

 

2、歯科医師としてのキャリアを活かしつつ、となると大きく2つ

(1)研究留学

 日本の大学からの派遣で来る先生はこれが多いようです。

日本での研究テーマを違う視点から見るチャンス、新しいテーマに触れるチャンス、自分のテーマにおける世界的に有名な先生のもとで仕事をするチャンス、などがあるようです。

大学や医局によっては、医局員を代わりばんこに派遣をする姉妹医局、のような研究室を持ってるところもあります。

実際私は研究留学もしたことがないので、よくわかりませんが、研究留学に関してはかなり研究室によって条件が異なるようです。

お客様、的な扱いになり、自由時間がとても多く、かなり自分の時間を満足に取れる研究室、

夜遅くまでしっかりみっちりやれるような研究課題をもらう研究室、などなど。

 

(2)臨床留学

私はこれできています。詳しいことはまた別の機会にもっとしっかり話そうと思いますが、基本的にはクリニックに従事するパターンです。

患者さんを実際に診療するか、しないか、にわかれるようですが、患者さんを診療するコースは大体専門医の取得コースになります。

専門医取得に向けてのコースは、臨床の他に専門知識を学ぶための授業があり、テキストを読み、論文を読み、試験に向けて準備をしながら、担当患者さんをもらって診療をしていく、といったものです。一般的には、人数に制限があり、留学を決めるにはセレクションの試験に合格する必要があります。年間各医局1−6人(大学、医局によって異なる)といったところでしょうか。

日本と同じく、矯正などの専門医取得コースはかなりの倍率のようです。

 

診療はせずに、見学のみするコースは、期間も3か月から1年ほどのコースが多いようです。教授を始めとする医局員、他のレジデントの診療のシャドウをするようなコースです。専門医取得のためのコースの授業への参加もすることが多いようです。また、彼らの症例検討会や論文検討会などといったものへの参加も行っている人が多いです。

 

 

自分の求めるものは何なのか、によって選択肢は大きく変わってきますね。

 

 

今後、専門医をとるための臨床コースについてをピックアップしてもっと詳しく書きたいと思います。

 

 

でーは!

Have a good day!!