音楽を学ぶように語学を学ぶ
さてさて、
今日は語学学習について。
いろんな人にどうやって英語を勉強したの?って聞かれる。
毎日聞かれる。笑
まだまだ勉強中なんだけどさ。
知らない言い回しや単語たくさんあるし。
でも、私のように二年間のみの留学だけでどこに行っても友達作れるようになる大人は少ないかもしれない。
今までテキトーに、小さい時から英会話学校通わさせてもらってたからね、って答えてた。それは嘘ではないと思うし、いちいち説明するのも…ね。
子供の頃の英会話学校は確実に私の語学学習に大きく影響してると思うし。
でも、周りで同じことしてる人はたくさんいるけど、実際それで話せるようになった人を他に知らないのも事実。
(当事、一緒に英会話教室やってた仲間たちもあまりそれの恩恵を受けた、とは言っていない)
確かに、私は周りのみんなと英語の勉強の方法違うかも。
一般的に日本人の英語の技能は文章を書く能力に長けている人が多い。
私はそれが一番苦手。
(最近は書家なきゃいけないシーンが増えてきて困っちゃう)
っていうと、じゃあ文法は勉強しなくていいってこと?って聞かれる。
そういうわけではない。
文法を覚えることは、会話文を作る上でのパターンを覚えることだから、大人になってから語学をやるなら、文法からやった方が早いと思う。
高校生の頃、英語を話す機会はほぼゼロ。
ゼロすぎて、英語話せたのかどうかわからない。
(英会話教室に行ってたのは2歳から小学校低学年まで。)
けど得意科目ではあった。
大学入試のセンター試験でいうと198/200点だった。(なんか小問一問ミスったっぽい。)
つまり、そこまでで、英語話すためのパターンの勉強は終わっていたんだと思う。
(よく中高の英語で十分っていうけど私もこれは本当だと思う。センター試験は頑張ればなんとかなる試験である。センターで7割程度取れるレベルまで達していない人はなんとか自力で頑張ってほしい。)
大学に入ってから、アウトプットの練習を始める。
なんか楽しくなる。
それからはずっと音の練習。
音を出す練習。
音を出すのが楽しい理由は歌を歌うのが好きなのに似てる。
歌を上手に歌えるようになる感覚と似てる。
語学って音楽に似てるよなーって、思う。
私はそんなに上手に楽器が弾けるようなタイプじゃないけど、ピアノやギターを少しかじったことがある。
音楽ってひとつひとつの音の出し方をまず覚えて、それを組み合わせていくことで音から小節になり、音楽になる。
語学に置き換えると、音が母音や子音を覚えることで、小節は単語を覚えること、そして小節を組み合わせて音楽になるように、単語を組み合わせて文章になる。
楽器を人と一緒に演奏することって、相手の音を聞きながらお互いの音を尊重し合うこと。
人と会話することって、相手とキャッチボールをしてお互いを理解をすること。
だから、語学の練習って、楽譜の音を確認するように単語ひとつひとつの発音を確認するようなこと。
なんだかなー、うまく通じてるかな。
特に留学してからは、相手の音を聞く機会が自然と増える。
すごい勢いで増える。
当たり前なんだけど。
で、ふとした英語を耳にした瞬間、その単語が私が普段発している音と違う、って気づく。
それで辞書の発音マークを見て、あーやっぱ違ったじゃん、私。ってなって、
それで、その単語を使ってなんかテキトーに独り言を言ってみる。
私の語学学習って常にこれの繰り返し。
単語単語が言えるようになっても、今度は話し方のトーンやピッチが違う。
そのピッチをまた真似して練習。
人の演奏を聴いて、自分の音を修正する。または、ギターだったらチューニングと一緒。音合わせと一緒。
同じアメリカ人でも、出身地によって単語の発音やピッチが違ったりする。
しばらく慣れるまでは、ひとつの場所の音に限定して練習した方がいいのだろうな、と思う。たまに混乱する。
でも、アクセントを消したいとは思ってない。
伝わらないのはもちろん困るけど、”外国人であること” の特権はとっておきたい。
外国人であるがゆえに許されること、結構多いんですよ。笑
外国人だから興味を持ってもらえることもあるし。
サンフランシスコにあるIT系のとある会社では、あえてアクセントがある人を好んで採用するらしい。バックグラウンドが違うと違うアイディアが生まれやすいからだって。なるほど。
なんてきれいごと言っても、実際はアクセントで損することの方が多いけどね。
嫌がる人の方が多いし。
切り換えて話せるようになれば一番いいんだろうな。
そこまで行くにはもう何年もかかるでしょう…。
もっともっといろんな国の言葉を話せるようになりたいな。
語学って楽しいよね。
ではでは
Have a beutiful day!!