Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

mother's day

こんにちは

 

昨日は母の日でした。

(日本では一昨日だけど)

 

アメリカは母の日、発症の地ということもあってか、日本より賑わっているような感じを受けました。

 

否、発祥の地だからじゃなくて、家族単位のイベントを日本より重要視する傾向にあるから、賑わっていたのかもしれませんね。

 

月曜日の今日、クリニックに行くと、みんなが

「母の日、何したのー?

何してもらったのー??」

と聞いていたり、

 

Facebookに母親との写真を載せていたり、母親への感謝の言葉をツイートしていたり、と明らかに、「イベント感」のある日だったようです。

 

私も、2週間前に、母親に母の日カードを買いに買い物に行ったのですが、そこで一つあまり日本では見かけないカードに出会いました。

 

それがこちら。

 

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「Two women...??」

 

母の日カードコーナーに並んでいるこのカードを見た瞬間は、

 

「??…なんのこっちゃ?」

と思いましたが、次の瞬間、

 

「ああ、同性婚が合法のカリフォルニアでは、そういうパターンもあるのね!!」

と気づきました。

 

なるほど…

 

LGBTについては少し過去記事で触れました。以下参照。

 

www.losangels.link

 

 

まあそれは置いておいて。

 

上述したように、アメリカって家族単位のイベントをかなり重要視します。

 

母の日も、子供たちや旦那さんが妻のために何か用意していますが、

特に、thanks giving dayとchristmasは、日本のように、恋人と過ごし(クリスマス)家族で過ごさないという選択肢はあまりみられません。

 

一日がかりで家族みんなでこのイベントのために料理をしたり準備をします。

日本って、家族一丸で準備して過ごすイベントって何かあるかな??

 

…ないような…

うちの場合は誕生日を一緒に祝ったりはするけど、私が成長してからはそれも少し遠のいているし。

 

それを考えると少し悲しいですね。

日本で、そういうイベントってないかも。

と、医局でつぶやいたら、

「うそでしょ?!」

と驚かれました。

 

クリスマスさえ家族の日ではない、というと、日本人って不思議…

という目でさえ見られました。

 

 

比較的うちの家族は、とてもみんな仲がいいし、物理的な距離感は近いけど、例えばラテンのカルチャーなんかと比較しちゃうと、日本人って、なんて軽薄な関係なんだろう!と感じられていると思います。

 

同期のコスタリカ出身のドクターはほぼ毎日母親にテレビ電話をし、一日の報告をしているし、父親や兄弟とも頻繁に連絡を取り合っています。会えばしっかりとハグをしあうし、物理的な距離感が全く日本の感覚とは違います。

 

 

別に私は日本人の関係が軽薄だとは思いません。多分、表現の仕方の問題。

心の中で家族に対して思っていることをもう少し、他国の人たちのように伝え合うべきかな、とは思います。

言葉であったり、プレゼントであったり、相手が喜んでくれる、「何か」、である必要があって、表現しなくても伝わっているでしょ、というものではない、何かで。

 

そんなことをアメリカにきてから出会った人たちに学ばさせてもらったので、最近は言葉に出して(少しずつ)家族に対する思いも伝えてい(つもり)ます。

やはり少し恥ずかしいけど、日本とアメリカ、距離が離れているぶん、もっと形にしないと伝わらないことはたくさんあるから。

 

なーんて、語ってしましましたが、

とにかく後悔しない生き方を学んでいこう、という最近の目標に近づくためにも、もう少し気持ちを言葉にする努力をしていきたいと思います!!

 

 

では、

 

Have a great day!!