Dr. Chloeのロサンゼルスに恋をして。第二章

歯科医師としてロサンゼルス滞在中。生活の中でポロリと出た独り言を呟きます。

アメリカでどうしても買えなかったもの

こんにちは

 

この1年半、一つだけ、どうしても買えなかったものがあるんです。

すっごい必要だったのに。

それは何かというと…

 

『印鑑!!』

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日本で荷造りしているときに、ああー印鑑いるかなー、いるかなー、うーん、ま、いらないよね。日本で必要な書類は実家に届くことになってるし。持ってってもどうせすぐ無くしそうだから置いていこー!

と思ったんですよね。

 

しかし、この間、必要だったんですよ。

印鑑。あ。もちろん日本の書類でだったんですが。実家に届けてもらいたくない書類で。自分で処理をしたかったのですが、印鑑がない。

仕方ない、調達するか。

ネット検索。うう、超高い。100円のシャチハタの印鑑でいいと思ってたのに、安いサイトで$40ほど。しかも注文してから届くまでに時間がかかる。期限に間に合わん。

 

仕方ない、探しにいくか。ということでソーテルまで足を伸ばす。

ダイソーに売ってないかなーって。

…売ってません。印鑑取り扱っていません。

というか、私の名前そもそも変わっている名前なので、日本のダイソーでも置いていないこともあるのに、こんなところで見つかるわけがない。

 

その周りの日本のキャラグッズがいっぱい置いてある雑貨屋さん(ここならリラックマの印鑑ケースとか置くついでに売ってないかな、という期待)や、日本食材のスーパーも回るも、ない。

ないよぅ。

 

仕方ないので、ラーメン屋に入る。

(単にお腹が空いていただけ)

店員さんは日本人のようなので、お店のイケメンおにーさんにターゲットを絞って聞いてみる。笑

「この辺でハンコ、売ってるところありませんかね?」

「あー、みたことないですけど、ダイソーって売ってないですかね?」

やはりか。日本人ならみんなそう思うよね。

 

イケメン店員は他の店員にも聞いてくれたが、みんなこの辺ではみたことがない、という回答。もしかしたら、ちょっと離れたところにある日本人スーパーなら置いているかも、と言われ、仕方ないのでそこに電話をしてみる。

 

電話に出た方、メキシコ人。(かどうかはわからないがヒスパニックアクセント)

「印鑑の取り扱いがあるかを知りたいのですが…、あの、えーっと、ラストネームが彫ってあって赤いインクで紙に印字できるタイプのものなんですけど。日本のものなので漢字のものが必要なのですが」

 

相手のお姉ちゃん、I have no idea what are you talking about.

日本人に電話を代わってくれと言っていいものなのか一瞬躊躇しているうちに電話を切られてしまった。

今考えると日本人の代わってくれ、じゃなくて「日本の商品に詳しい方に変わってくれ」って言えばよかったんですけどね。

 

結局、どちらにせよ、閉店間際のためそこのスーパーまでいく時間もないため終了。

やばい、明日郵送しないと間に合わないー!!!

 

ということで、仕方なしに実家にPDFを送って印鑑を押してもらって郵送してもらうことになりました。

まあ、そうなるよね。

 

なので!

渡米する際は、ハンコを持っていきましょう!!いらないと思っても!日系企業で働くのでなければまず使うことはないでしょうけど、仕事以外の事務ワークってふと出てきたりするんですよね、思いがけず。

 

ラーメン屋の後に街を歩く日本人の突撃インタビュー、ハンコ売ってるのみたことありますか?!をしましたが、誰一人、有力情報提供者はいませんでした。

 

 

でーはみなさん、

Have a great day!!!